またも快挙!ヤクルト・村上 今度は史上最年少100打点達成 巨人・岡本和の記録を1年塗り替え

[ 2021年9月26日 17:57 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2021年9月25日    神宮 )

<ヤ・中>初回2死一塁、先制ソロ本塁打を放った村上はナインに迎えられる(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの頼れる若き主砲・村上宗隆内野手(21)が26日、史上最年少での100号到達に続き今度は史上最年少100打点を達成した。

 村上は19日の広島戦でプロ野球史上最年少21歳7カ月での通算100号に到達。清原和博(西武)が89年6月4日のダイエー戦で到達した21歳9カ月の100号年少記録を32年ぶりに塗り替えた。

 24日の中日戦では本塁打&打点ともにキャリアハイ更新となる37号2ランを放ち勝利に貢献。37本塁打、98打点としともに岡本和真(巨人)に続きリーグ2位の好成績を残していた。

 そして迎えたこの日の中日戦でも「4番・三塁」で先発出場。0―0の初回、2死一塁から相手先発・小笠原の投じた初球、真ん中高め141キロのシュートを捉え右翼スタンドへ先制38号2ラン。自身初100打点の大台に乗せ「打ったのはシュート。今日は何としてでも先制点を取りたいという気持ちでした。先制することができて良かったです」とコメントした。

 これで本塁打、打点ランキングで2年連続トップを争う岡本和真(巨人)が2018年に22歳で達成した史上最年少100打点の記録を1年塗り替え。“ライバル”に刺激を受け成長を続ける若きスラッガーが、かつて王貞治や清原和博、松井秀喜でも届かなかった21歳シーズンでの100打点到達というとんでもない記録を打ち立てた。

 ◇村上 宗隆(むらかみ・むねたか)2000年(平12)2月2日生まれ、熊本県出身の21歳。九州学院では1年夏に4番として甲子園に出場し、高校通算52本塁打。17年ドラフト1位でヤクルト入団。プロ入り後に捕手から内野手に転向した。19年は36本塁打で高卒2年目以内シーズンでは53年の西鉄・中西太に並ぶ最多本塁打で新人王に輝き、昨季は最高出塁率(・427)のタイトルを獲得。日本代表として参加した今年の東京五輪では、決勝で先制本塁打を放つなど金メダル獲得に貢献した。1メートル88、97キロ。右投げ左打ち。

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