岩崎→モイネロ→森が無失点リレー ソフトバンク「勝利の方程式」復活は反撃の大きな第一歩に

[ 2021年9月26日 05:30 ]

セ・リーグ   ソフトバンク4-2日本ハム ( 2021年9月25日    ペイペイD )

<ソ・日22>9回から登板し最後を締めた森は甲斐(左)と抱き合う(撮影・岡田 丈靖)
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 「勝利の方程式」が復活した。ソフトバンクは25日、日本ハムに4―2で逃げ切り勝ちを収めた。7回を岩崎翔投手(31)、8回をリバン・モイネロ投手(25)、9回を森唯斗投手(29)がそれぞれ無失点に抑えて、リードを守り切った。3投手が終盤の3イニングを無失点に抑えて勝つのは4月21日の楽天戦以来。3位・楽天に2ゲーム差に詰め寄った。 

 一夜で悪夢を振り払った。4―2の9回2死。守護神・森は高浜をカットボールで空振り三振に斬り、甲斐と抱き合った。「納得のいくボールが多く、感覚的にも内容的にも凄く良かった。チームが勝てて良かった」。圧巻の3者連続三振で11セーブ目。貫禄を見せつけた。

 ブルペン陣が一丸となって森にバトンをつないだ。8回はモイネロだ。「最近の登板の中では球威、コントロールともに良かったと思う」と14球で3人斬り。7回に登板した岩崎は無死一、三塁のピンチにも動じず、無失点で切り抜けた。3人が7、8、9回の「持ち場」で役目を果たした白星は4月21日の楽天戦以来。「勝利の方程式」が復活し、リードを守り抜いた。

 前日24日は負けている展開でモイネロ、森が登板し、ともに被弾して反撃ムードに水を差した。森は「昨日打たれて迷惑をかけてしまったので、今日は抑えることができて良かった」と胸をなで下ろした。

 昨季まで7年連続で50試合登板した鉄腕にとって苦しいシーズンだ。左肘滑液包炎のため4月末から約4カ月離脱し、チームは4位と順位を落としていった。1軍で復帰登板した9月8日の西武戦後には「(9回のマウンドは)奮い立たせるものがありました。責任感があるし、もう一回しっかりしないといけないので気が引き締まりました」と話していた。残りシーズンをフル回転する決意で「明日も投げてチームの勝ちに貢献したい」と頼もしかった。

 日本ハム戦6試合ぶりの勝利となり、工藤監督は「昨日のリベンジをできたのは良いこと。“あの3人までいけば勝てる”となれば、そこまではという気持ちになる」と目を細めた。得意だった先行逃げ切りで3位・楽天とのゲーム差を2と縮めた。本来の形を取り戻した1勝は反撃の大きな第一歩になる。(福井 亮太)

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