大谷翔平 申告敬遠2回を含む初の1試合4四球、球場は大ブーイング エ軍は延長12回の激闘も6連敗

[ 2021年9月23日 15:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―9アストロズ ( 2021年9月22日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>初回2死、大谷は四球で出塁する(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は22日(日本時間23日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。申告敬遠を含む自身初の1試合4四球で2打数無安打、打率は・256となった。チームは延長12回の激闘の末に5―9で敗れて6連敗を喫した。

 大谷は、先発右腕L・ガルシアと対戦した初回2死の第1打席、4回無死の第2打席とも四球で出塁し、相手投手にはブーイングが浴びせられた。4回は二盗を試み、タイミングはセーフだったが、勢いあまってベースから離れて盗塁死した。6回2死の第3打席は一ゴロで、右腕グレイブマンと対戦した7回2死二塁の第4打席は申告敬遠で球場は再び大ブーイング。左腕テイラーと対戦した延長10回の第5打席も申告敬遠で、これでリーグトップの15個目の敬遠となった。右腕Y・ガルシアと対戦した12回2死三塁の第6打席は空振り三振に倒れ、最後の打者になった。

 この日、大谷の次回登板が26日(同27日午前5時5分開始)のマリナーズ戦に決定した。同戦は今季本拠地最終戦となる。ジョー・マドン監督は試合前、報道陣から「大谷の今季残り登板が2試合になる可能性はあるか?」と問われ、「私はそのことを彼と話していない。まずは日曜の試合(22日=同23日)をプレーして、それがどういうものになるかを見て、最終判断する」と説明した。

 大谷は前日の同カードは45号ソロを放つなど4打数2安打1打点だった。

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