「失踪騒動」の門倉健氏がYou Tubeで涙の謝罪　「不徳の致すところ。生まれ変わったつもりで…」

門倉健前中日2軍投手コーチ（2020年1月撮影）
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　プロ野球・中日前2軍投手コーチの門倉健氏（47）が28日、自身のYouTube公式チャンネルを更新し、一連の騒動について謝罪した。

　スーツ姿で登場した門倉氏は「このたびは、ファンの皆様、中日ドラゴンズの関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。すみませんでした」と謝罪。世間、報道陣に対しても騒動を詫びた後、「今回の報道に関しては私の不徳の致すところ。日々、猛省しています」としたものの、原因など具体的な詳細についてはコメントせず。今後については「私としては、ここで一度立ち止まり、人生を見つめなおしたい」とし、「生まれ変わったつもりで精いっぱい頑張っていきたい」と殊勝に話すも、プランについては明かさなかった。

　「今日まで私の野球人生を支えてくださった方には感謝の気持ちでいっぱいです」と話したときには、涙声に。「このような形で球界を去ることになってしまい、とても申し訳なく思っております」と無念の思いを言葉ににじませた。「現在、“失踪状態”ではなく、家族とも連絡が取れています」とのテロップが唯一、門倉氏の「現状」を表すものだった。

　門倉氏は中日在籍時の5月15日に自宅から姿を消し、家族が捜索願を出した。6月6日に帰宅し、妻がブログで「本人はうつ病と診断された。治療に専念したい」と説明していた。「週刊文春」によると、門倉氏は6月19日に再び失踪し、一度自宅に戻ったものの、23日に3度目の失踪をした。