「4番の仕事」で甲子園!静岡・池田が4安打2打点の活躍で、2年ぶりの聖地へ導く

[ 2021年7月28日 19:10 ]

全国高校野球選手権静岡大会決勝   静岡4ー0東海大静岡翔洋 ( 2021年7月28日    草薙 )

<東海大静岡翔洋・静岡>5回、右翼スタンドに貴重な2ランを放ち、スタンドに向かって雄叫び交じりに右手を挙げる静高の池田
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 甲子園を決める大一番で、静岡高不動の4番・池田惟音左翼手(3年)が何度も右拳を突き上げた。4打数4安打2打点。2打席連続二塁打を記録したあとの5回第3打席には、決めに来た翔洋・鈴木の直球に体が反応し、右翼スタンドに値千金の高校通算21号2ランを叩き込んだ。

 エース右腕・高須大雅(3年)を強力援護できたことに安堵。さらに、前日27日が妹・えねさんの11歳誕生日、29日が叔母・川口ひろみさん(享年50)の命日でもあった。「低く打つ意識がホームランになりました。(大事な日と重なり)どうしても勝って決めたいと思っていたので良かったです」と喜びも倍増だった。

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2021年7月28日のニュース