侍J・吉田正「固さもありましたが…」初戦2安打で好調アピール

[ 2021年7月28日 19:35 ]

東京五輪 野球1次リーグ   日本4―3ドミニカ共和国 ( 2021年7月28日    福島県営あづま球場 )

<日本・ドミニカ共和国>初回2死、吉田は左前打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 開幕投手を務めた山本由伸投手(22)を援護したのは、オリックスの同僚だった。吉田正尚外野手(28)が「3番・左翼」で先発出場。初回にチーム初安打となる左前打を放ち、打線を鼓舞した。

 初回2死無走者。2ボール1ストライクからの4球目、左腕メルセデスの内角低めストレートを巧打。逆方向に、はじき返した。

 1―2の8回1死二塁ではディアスから左前打。二塁走者・山田が惜しくも本塁憤死したが、球界屈指の好打者が初戦から2度の快音を響かせ、状態の良さを強調した。

 吉田正は「初戦ということで固さもありましたが、しびれる展開で逆転勝ちできてよかったです」とコメント。1次リーグ2戦目の31日メキシコ戦(横浜)を見据え、「次の試合も勝てるように頑張ります」と力を込めた。

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