阪神・佐藤輝 豪快2発「グリップ握り方」変え即結果「試行錯誤して結果が出たのでいいことかな」

[ 2021年7月28日 05:30 ]

2021プロ野球エキシビションマッチ   阪神6-4ロッテ ( 2021年7月27日    甲子園 )

<神・ロ> 勝ち越しの本塁打を放ち、ハイタッチをする佐藤輝(右) (撮影・平嶋 理子)    
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 プロ野球は27日、東京五輪によるシーズン中断期間中の練習試合であるエキシビションマッチが開幕。「~挑超頂サマーシリーズ~」と題した阪神はロッテとの初戦を6―4で制した。「3番・右翼」で先発出場した佐藤輝明内野手(22)が、初回にロッテ先発・佐々木朗から先制2ランを放つと、同点の8回にも決勝2ラン。前半戦20発の大砲が豪快アーチ2本を架け、後半戦に向けて好発進した。

 エキシビションマッチでも、猛虎の主役はこの男だ。佐藤輝が豪快アーチ2発。五輪の真っただ中でも甲子園に駆けつけた9174人の観衆を喜ばせた。

 「ファンの方々もたくさん見に来ていただいて、皆さんの前でホームランを打つことができてよかったです」

 まずは初回1死一塁だ。交流戦でも適時打を浴びせた佐々木朗の初球、低め155キロを左翼ポール際へと運んだ。前半戦20本塁打中わずか2本だった左翼方向への一発で“伸びしろ”を漂わせると、圧巻は8回1死一塁。今度は小野の153キロを完璧に捉え、打球速度176キロ、飛距離139メートルでバックスクリーン左に着弾する決勝2ランを放った。矢野監督も「(2本とも)一発で仕留めたのが見事やった」と称えた。

 明確な狙いを持ち、さらなる進化を期す。その一環としてグリップの握り方を変えた。「より確率よく捉えるために必要じゃないかなってところで今、試しています。主には左手の握りは変えています」。前半戦は添える親指と主に指3本で握っていたが、小指も含めた4本で握るスタイルに変更。「オリンピック期間にいろいろ試行錯誤していく中で結果が出たのでいいことかな」。後半戦の好発進に向け、いきなり「手」応えをつかんだ。

 登場曲も、ももいろクローバーZの「吼えろ」からEl Alfaの「A Correr los Lakers」に気分転換も、「エキシビションなんで、ちょっと変えてみようかなと。でもベンチ上の小さい子に“なんで、ももクロの曲ないの?”って言われたんで…考えます」。笑顔で頭をかく表情に、充実感が漂った。(阪井 日向)

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