侍ジャパン 先発・山本由伸、6回2安打無失点の好投 「甲斐さんを信じて投げました」

[ 2021年7月28日 13:58 ]

東京五輪 野球1次リーグ   日本―ドミニカ共和国 ( 2021年7月28日    福島・あづま球場 )

グータッチする日本の甲斐(左)と山本
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 初陣を託された山本由伸投手(22)は6回2安打無失点。9奪三振の快投で、先発の役割を果たした。

 初回に、安打と死球などで1死一、二塁を招いたが、4番・フランシスコを内角ストレートで二ゴロ併殺。圧巻は1番打者から対峙(たいじ)した6回。先頭のボニファシオ、ロドリゲス、バティスタを3者連続三振。150キロ超の直球に、120キロ台のカーブで緩急を駆使しカウントを整え、外国人打者に効果的とされるフォークを決め球に三振を量産し、2番手・青柳にマウンドを託した。

 「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気を付けて甲斐さんを信じて投げました」と話した。

 24日の楽天との強化試合で先発し2回無失点。前日27日にはブルペンで最終調整を完了し、「かなり状態は上がっていますので、自信を持ってマウンドに上がれたらと思います」と話していた。 

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