阪神・中野 第2の故郷で夢舞台「9番・遊撃」初先発!東北福祉大で4年間を過ごした仙台の地に凱旋

[ 2021年7月18日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セ3-4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ>5回2死、中野は中飛に倒れる(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 全セの阪神・中野は東北福祉大で4年間を過ごした仙台の地に凱旋し、「9番・遊撃」での初先発に恩返しの思いを込めた。

 「みなさんの前で野球をできることは非常にうれしく思いますし、これからもしっかりと東北の方々に勇気を与えられるようなプレーをしていければ…」

 5回2死で大学の1学年下にあたる津森と対戦。フルカウントから中飛に倒れ、「いい勝負ができた」と振り返った。山形県出身で、待ち望んだ東北での晴れ舞台。母・節子さん(53)とともに一塁側の観客席から見守った父・茂明さん(56)には「(球宴を)経験したからこそ、いいプレーをしてほしい」と今後に期待を寄せられた。

 「苦しい戦いが続くと思うんですけど、自分のプレーというのを忘れずしっかりと思い切ってやっていきたい」。学び多き2日間を終え、後半戦へ目を向けた。(須田 麻祐子)

続きを表示

2021年7月18日のニュース