「未来の大砲」広島・林 堂々ウエスタン2冠!小園らと同学年“残り1冠”へ「打率にこだわり」

[ 2020年9月25日 05:30 ]

広島・林
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 広島は今季、新人を含めた6人が1軍デビューをかなえた中、ブレーク候補の本命が2軍で出番を待っている。高卒2年目の林晃汰内野手(19)は、今季のウエスタン・リーグで7本塁打、29打点と2冠に立つ。今季の2軍全試合に4番で起用されている未来の大砲。初昇格に必要なラストピースと言える「打率へのこだわり」を明かした。

 ウエスタン・リーグ2冠でも物足りないらしい。「もっと結果を残さないと…。自分の目標には全然届いていない」。林は、今季の2軍戦で7本塁打、29打点と打撃主要2部門で同リーグトップに立つ。それでも、満足できない理由は“残り1冠”にある。

 「打率を求めながら、長打が増えていくタイプ。長打だけでなく、打率にもこだわっていきたい。1軍で活躍するいい打者は、どんなタイプだろうと3割ぐらいは打っている。それぐらいを2軍で残さないといけない」

 智弁和歌山で高校通算49本塁打を放った天性の長打力を武器に2018年ドラフト3位で入団した。身長1メートル82、体重94キロの恵まれた体格が飛距離を生む源である。

 今季の2軍全53試合で4番に座り、打率・261で同リーグ5位。昨季の同・225と比べて確実性は高まり、53安打も同僚の宇草と並ぶリーグトップだ。1年目だった昨季の7本塁打に並んでおり、長打と打率の両立をつかみつつあると言える。「打率が上がっているのが一番の成長だと思います。バットに当たる確率が増えれば本塁打も増える」。長所を最大限に生かすためにと、さらなる打率アップを求めている。

 1軍経験はいまだにない。主戦とする一塁には、松山が君臨する。昨季に15試合出場した三塁は、今季2試合のみと起用法は限定的。圧倒的な成績を残し続けるしか昇格への道は開けない。

 「(1軍を)意識はしているけど、野球をする上でやることは一緒。いまの時間は、とても大切だと思っています。昇格するために打率を求めるのではなくて、どの場所でも結果を残せるのがいい選手。打球の質だったり、何とか一本出すというところを見せていきたいです」
 同学年の小園、羽月は、すでに1軍を経験している。低迷するチームに、新たな刺激を与えられるのは若者の特権だろう。大盛が定位置をつかんだことで、「左の代打」は手薄になったところだ。(河合 洋介)

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