西武・中村 メットライフD通算200号も空砲…前日に1軍復帰 ファンの声援に「感謝」

[ 2020年9月25日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2-12日本ハム ( 2020年9月24日    メットライフD )

<西・日>4回無死、ソロ本塁打を放つ西武・中村(撮影・尾崎 有希)
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 西武の中村剛也内野手(37)は4回に本拠地200号となる今季7号を放った。中村らしく、手首を柔らかく使い、バットのヘッドを巧みに滑らせた。メットライフドームで通算200本目の節目の一発は左翼席に飛び込んだ。

 「この本数を、この球場で積み重ねうれしく思う。ホームランを打った時、いつもファンの皆さんの声援や歓声がありました。感謝します」

 1―4の4回。先頭で上原の144キロの直球を叩く7号ソロ。本拠地では、7月21日のロッテ戦で199号を放って以来48打席ぶりの一発だった。今季は打率・203で18打点と低迷。9月3日には右手首痛で出場選手登録も抹消された。前日に1軍復帰したばかりだったが、手首に不安がなくなれば、飛距離はおのずと出る。

 同記録2位の元ソフトバンク監督・秋山幸二氏は168本。その数字は群を抜く。リーグ3連覇への戦いは厳しい状況だが「また一本一本打っていけるように頑張ります」と37歳は前を向いた。(大木 穂高)

 ○…中村(西)が今季7号本塁打。8月22日オリックス戦以来の通算422本目の本塁打は本拠地・メットライフドームで200本目となる区切りのアーチとなった。同一球場での200本塁打以上は16年に東京ドームで記録した阿部慎之助(巨)以来8人目で、メットライフドームでは中村が初めてだ。また、上原(日)からは7打席目で初安打&初本塁打。中村が本塁打を奪った投手は通算243人となり自身が持つ最多記録を更新した。

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