亜大 延長11回タイブレーク制す 代打・山下がサヨナラ打

[ 2020年9月25日 13:25 ]

東都大学野球秋季リーグ戦2回戦   亜大6―5立正大 ( 2020年9月25日    神宮 )

<東都大学秋季リーグ戦 立正大・亜大>サヨナラ打を放った亜大・山下
Photo By スポニチ

 亜大が延長11回タイブレークにもつれ込む激闘をサヨナラで制した。

 3―3の同点で迎えた10回、2点を勝ち越されたが直後に木倉朋輝内野手(3年、星稜)の左前2点適時打で同点に。11回から登板した150キロ右腕の高山大河投手(4年、神村学園)が力投。内野陣の堅守もあって無失点に抑えて流れを作ると、その裏に代打・山下滉介外野手(2年、岡山理大付)のサヨナラ打で試合を決めた。4番手で救援した立正大のエース糸川から決勝打を放ち、山下は「とにかく食らいついてやろうと思った。気持ち良かったです」と喜んだ。高山はリーグ戦初勝利を挙げた。

 2回戦総当たりで行われている今季。ベンチ入りの投手6人全員をつぎ込む総力戦となった。生田勉監督は「日頃オープン戦の後に1イニング限定でタイブレークの練習をするなどやってきた成果」と語った。

 山下は1戦目はベンチ外。それでも雨天中止となった24日に行われた紅白戦で結果を出し、ベンチ入りをつかんだ。指揮官は「ウチはメンバーだけでなく、結果を出せば必ずベンチに入れて(試合に)使うという約束をしています。2人ともしっかり結果を出したので起用した」と振り返った。

続きを表示

2020年9月25日のニュース