巨人・菅野 チーム82年ぶり2人目の開幕投手10連勝!今季中日戦3試合無失点

[ 2020年9月8日 20:39 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2020年9月8日    ナゴヤD )

<中・巨>5回1死一塁、アルモンテを併殺に打ち取りグラブを叩く菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人の菅野が8日、ナゴヤDで行われた中日戦に先発し、7回101球を投げ5安打無失点の好投で、開幕投手では04年岩隈久志(近鉄)以来史上6人目となる開幕からの10連勝を飾った。

 巨人の投手の開幕から10連勝はスタルヒン(2度)、藤本英雄、堀内恒夫に次いで4人目。しかし、開幕投手の10連勝は1938年のスタルヒン以来82年ぶり2人目。チームも3連勝で貯金を19に伸ばした。

 菅野は今季中日戦は3試合目の登板だったが、7月3日(東京D)は1安打完封、同21日(ナゴヤ)は3安打完封勝利を挙げており、これで25イニング連続して無失点の投球を続けている。

 打線は2回、1死から吉川尚が中前打と菅野の犠打で二進し、坂本が中日・大野雄の2ボールからの3球目、外よりのフォークをとらえ、左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち先制。8回には先頭の吉川尚がレフトへの二塁打、菅野の代打で出塁の吉川大が送り、坂本が申告敬遠の1死一、三塁で亀井が左犠飛を放ち、貴重な1点を加えた。

 ここまで球団最多タイの5試合連続完投&2試合連続の完封勝利を挙げていた中日の先発・大野雄は9回115球を投げ6安打2失点と、6試合連続完投の力投も打線の援護がなく4敗目(5勝)。今季6試合目の零封負けで2連敗となり、借金も4にふくらんだ。

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