今年のドラフトはリモート開催 12球団個室から指名、重複の場合は抽選会場の部屋に集まりくじ

[ 2020年9月8日 05:30 ]

19年のドラフトの様子
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 プロ野球は7日、実行委員会を行い、10月26日のドラフト会議が、新型コロナ感染対策として無観客のリモート方式で行われることが承認された。

 09年からファン1000人を招待する「公開ドラフト」で行われてきたが、今年は招待を見送る。大部屋で一堂に会するのではなく、12球団は中継映像用のカメラやモニターが設置された個室に分かれて指名を行う。1位指名が重複した際には抽選会場の部屋に集まり、くじを引く。

 また12月17日に予定している年間表彰式「NPBアワーズ」も感染拡大防止へ一般招待を見送り、会場での直接表彰選手も正力松太郎賞、沢村賞、両リーグMVP、新人王に限る。

 ▽理事会・実行委員会のその他の承認事項や議案 (1)20年度予算案、事業計画案の承認(2)日本シリーズの代替球場など準備状況報告(3)秋季教育リーグにあたるフェニックスリーグは韓国プロ野球(KBO)チームは参加せず、NPBチームのみ。無観客で開催し、感染防止ガイドラインを作成する。

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2020年9月8日のニュース