阪神・ボーア 大ファウルで巨人が投手交代 それでもお構いなしのタイムリー

[ 2020年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-3巨人 ( 2020年9月7日    甲子園 )

<神・巨(13)>  7回 2死一、三塁 右翼に大ファウルを放つボーア(投手・大竹)  (撮影・成瀬 徹) 
Photo By スポニチ

 阪神・ボーアが一振りで巨人ベンチを慌てさせた。7回2死一、三塁で迎えた第3打席。3番手・大竹の3球目133キロスライダーを右翼へ大ファウルした。原監督を打席途中の投手交代に踏み切らせた。

 「2ストライクからあのような継投は初めてだったけど集中を切らすことはなかった。良いところに飛んでくれてよかったね」

 イレギュラーな継投にも屈しなかった。フルカウントとなった4番手・大江の3球目141キロ直球を強振。三塁強襲の内野安打とし、1点を返した。

 5回には先発・メルセデスのカーブを三塁内野安打にした。3打数2安打1打点で、8月26日中日戦以来10試合ぶりとなるマルチ安打&打点を記。再浮上のキーマンとして、残り54試合も打撃でけん引していく。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月8日のニュース