張本勲氏 雰囲気伸び伸び 沢村はパ・リーグで闘志を思い切り表現できる

[ 2020年9月9日 00:48 ]

パ・リーグ   ロッテ3―2日本ハム ( 2020年9月8日    ZOZOマリン )

<ロ・日>>6回、3番手で登板し無失点に抑えた沢村(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 巨人時代には16年にセーブ王にも輝きながら近年は低迷していた沢村拓一投手(32)の心機一転となるロッテへのトレード移籍。発表から一夜明けた8日の日本ハム戦では、いきなり1点リードの6回に登板し、圧巻の3者連続三振で新天地デビューを飾った。剛球再び――。本紙評論家の張本勲氏(80)は、完全復活に太鼓判を押した。

 沢村にとってはよかったと思うね。昔はトレードに「出される」とか「都落ち」といった負のイメージがつきまとったけど、今はないからね。試合に出られ、自分の力を発揮できるならどこでも行くという風潮に変わってきている。

 巨人の投手陣は戸郷や直江ら若手が育ってきているからね。制球難とかいろいろあって戦列を離れていた沢村は、このまま巨人に残っても飼い殺しのようにされたかもしれない。いいタイミングで環境を変えてもらったと思う。

 真っすぐ一本で打者を牛耳っていくスタイル。闘志を表に出すタイプだから、パ・リーグに合うと思うね。セ・リーグは親会社が新聞社という球団が2つあるからか、あまり派手にやると批判されることが多い。その点、パ・リーグはおおらか。闘志を思い切り表現できる。

 千葉といっても東京と同じ首都圏。生活環境が大きく変わるわけじゃないけど、いろんな制約がある伝統球団と違ってロッテには伸び伸びプレーできる雰囲気がある。

 ソフトバンクと激しい首位争いをしてるしね。優勝に必要な戦力と見込まれてのトレード。全てをプラスに考えて頑張ってもらいたい。(本紙評論家)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月8日のニュース