完投負けの中日・大野雄「僕が先制点を取られたのが負けた原因」

[ 2020年9月8日 21:00 ]

セ・リーグ   中日0―2巨人 ( 2020年9月8日    ナゴヤD )

<中・巨>8回、笑顔でベンチに戻る大野雄(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 9回2失点ながら無念の完投負けとなった中日の先発・大野雄は「(菅野は)対戦前から点を取れる投手じゃないと分かっていた。僕が先制点を取られたのが負けた原因」と振り返った。

 0―0の3回2死二塁で坂本に左翼フェンス直撃の適時二塁打。2ボールから「一塁が空いていたので、無理に勝負に行かず、直球系は長打になるかなと思い、落ちる球にした」と134キロを外角に沈めたはずだったが、上手く打ち返されてしまい、先制点を許した。

 一方、味方打線は菅野に対し、初回2死一、三塁、2回2死一、二塁とチャンスをつくったものの無得点に終わり「ええピッチャーは先に点を取られへんなと。こっちも1、2回に得点圏にランナーを進めて、結果0点。そこの粘りや技を感じた」と大野雄。相手エースに脱帽するしかなかった。

続きを表示

2020年9月8日のニュース