中日・山本 またも“虎退治” プロ初勝利の阪神から今季初星もゲット!

[ 2020年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   中日6-3阪神 ( 2020年7月1日    ナゴヤD )

<中・神(2)>今季初勝利を挙げ、ドアラ(右)とガッツポーズする山本(撮影・椎名 航)
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 大胆にして細心に、中日・山本が初勝利を手に入れた。6回2失点のベストピッチ。マウンドでの厳しさは消え、お立ち台で20歳のあどけない笑顔が戻った。

 「6回は少し慎重になりすぎたけど、投げ切れて良かった」

 1メートル67の右腕には、失敗を次に生かすクレバーさがある。前回6月24日のDeNA戦は内角攻めが影を潜めて5回3失点。阪神打線の胸元を果敢に攻める一方、真っすぐとスライダーに頼った初先発の時と違い、チェンジアップ、カットボールで打ち気をそらした。試合前には前日7回無失点の柳を“リサーチ”。同じく緩いカーブを要所にちりばめる慎重さも光った。

 伸び盛りのプロ3年目は、向上心の塊だ。1学年上のオリックス・山本が理想像。知人を通じて昨年夏から大阪市内の同じ整骨院に通い始め、コロナ自粛期間中も憧れの人が投げる動画から進化のヒントを得た。時には電話で助言を求める貪欲な姿勢が今季のブレークを予感させる。「目標は2ケタ勝利。その第一歩を踏み出せたかな」。チームは今季初連勝。小さなエースが勢いをつけた。 (堀田 和昭)

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