ブルージェイズ・山口 逆風からの再出発 開幕ローテ獲りへ決意の渡米「しっかり調整したい」

[ 2020年7月2日 05:30 ]

メジャーリーグ開幕にあわせ渡米するブルージェイズ・山口(撮影・西尾 大助)
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 ブルージェイズの山口俊投手(32)が1日、成田空港発の航空機で再渡米した。現地時間7月23日(日本時間24日)か24日(同25日)に開幕する今季に向け、3日(同4日)にキャンプ再開初日を迎える。新型コロナウイルスの影響で一時帰国を余儀なくされ、本拠地のカナダ・トロントでの今季開催もいまだ不透明。相次ぐ逆風が吹く中、先発枠争いを勝ち抜く決意を改めて示した。

 閑散とした成田空港に黒いTシャツ、黒いマスクにジーンズ姿で現れた山口は、引き締まった表情で言った。「開幕からローテーションを争う立場というのは、いまだに変わっていない。まずはそこをしっかり勝ち取って。そこからだと思う」。巨人から移籍して挑む米1年目。逆風が相次ぐ中でも、揺るがぬ決意を示した。

 キャンプ中止に加え、カナダが自国民や永住者以外の入国を原則禁止する措置を講じたため練習場所がなくなり、3月下旬に一時帰国した。本拠地トロントが属するオンタリオ州政府が今季開催の承認を保留するなど、いまだ不透明な状況が続く。「(不安が)ないといったらうそになるかもしれないけど、最善の注意を心掛けてやっていくだけ」。この3カ月間はキャッチボールや遠投をこなしつつ、ブルペン投球は立ち投げ程度にとどめ「肩自体はできている」と強調した。米国到着後は新型コロナの検査のため、キャンプ地のフロリダ州ダンイーデンに向かう。

 キャンプ中断前のオープン戦で4試合、9回を投げて防御率9・00。大リーグ公式サイトの予想ではブ軍の先発5人枠に入らなかったが、戦いはこれからだ。「これからもう一度しっかり調整して、メジャーの舞台で結果を出せるようにやっていきたい」。感染予防用のマスクは約100枚用意し、大量の除菌グッズも持参。昨季投手3冠のオールドルーキーが、異例のシーズンに向けて仕切り直す。 (柳原 直之)

 ≪1月に合同自主トレ 巨人・戸郷連勝に「凄いっすね」≫山口が、今年1月に沖縄・那覇で自主トレをともにした巨人・戸郷の活躍を喜んだ。開幕2連勝を記録した前日のDeNA戦をテレビ観戦したそうで「凄いっすね。凄く楽しそうに投げている」と称賛。「しっかり抑えて2試合とも勝ちがついた。(内容と結果が伴い)次につながる試合。引き続き頑張ってほしい」とエールを送った。

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