エンゼルス、キャンプで紅白戦増 二刀流・大谷VS若手有望株が真剣勝負

[ 2020年7月2日 02:30 ]

エンゼルスのビリー・エプラーGM(AP)
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 エンゼルスのビリー・エプラーGM(44)が6月30日(日本時間7月1日)、キャンプ集合日を翌日に控え、約30分間の電話会見を行った。「健康と安全のためにクラブハウスはクローゼットのみの利用にする。(カードゲームなど憩いの場として利用していた)ソファーやテーブルは撤去し、選手が長居しすぎないようにする。トレーニングルームも、ウエートルームもやることがないなら外に出る。みんなが互いに距離を取れるように選手が安心して球場内にいられることが重要」と説明した。

 さらに選手の2倍以上いるスタッフについても言及。「約120人の球団職員と選手56人を合わせて、全部で175~180人になる。みんなで規律を守って行動しないといけない。同僚、チーム関係者、全ての人に対し、責任がある。何をするにしろ健康と安全が優先される」と力説した。

 球団はキャンプで紅白戦が多めに行う方針で、マイナーの有望株と二刀流・大谷の真剣勝負にも注目が集まる。打者では昨秋のプレミア12に米国代表で出場した21歳の外野手アデル、投手では今年のドラフトで1巡目(全体10番目)の左腕デトマーズらが参加し、エプラーGMは彼らをエンゼルスの主力選手と紅白戦で当てると明かした。「NFL(プロフットボール)だと、スカウトチームがシーズン中も練習で主力選手とどんどん当たる。野球では投手が仲間のトラウトや大谷に対して、攻めていこうというモードにならなくても、(アピールが必要な)若手との対戦なら遠慮なく、ゲームに近い感じにできる。若手にとってもトップ選手と当たれて、いい経験。双方にとって良い」と説明した。

 ただ、大谷については、右肘のトミー・ジョン手術明けでもあり、注意は続ける。「ライブBP(実戦形式のフリー打撃)は何度かやっているけど、キャンプになると、より試合のシチュエーションでのプレーになり、強度が増す。それに彼の体がどう反応していくか毎日見て、最初の方は調整しながら行きたい」と慎重に話した。(ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

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