ソフトバンク・川島「俺はホークスの5番だ」プロ初抜てきに応えた!

[ 2020年7月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―0日本ハム ( 2020年7月1日    札幌D )

<日・ソ>6回1死二塁、適時打を放った川島はガッツポーズ(撮影・高橋茂夫) 
Photo By スポニチ

 ベテランらしい冷静さが、貴重な一打につながった。1―0の6回1死二塁。ソフトバンク・川島は追い込まれながらもマルティネスのカットボールを中前に運んだ。「1、2打席目は得点圏で打てなかったけど、切り替えることができた。新たな気持ちで立つことができた」と胸を張った。

 不振のバレンティンが6番に座り、プロ初の「5番・二塁」でのスタメン。18年にマルティネスに対し5打数3安打1本塁打、打率・600と打ち込んだ相性の良さを買われた。初回2死一、三塁では空振り三振。3回1死満塁では遊ゴロ併殺打に倒れていたが、3度目の好機をものにした。「(5番は)プロ人生初だったし意気に感じた。“俺はホークスの5番だ”とスーパー勘違いしていった」と笑った。

 チームは波に乗り切れていないが「雰囲気は悪くない。打てていない人もいるけど、声を出してやっているし。信じてやっていくだけ」。仲間を気遣いながら、クリーンアップとしての役割を果たした。

続きを表示

2020年7月2日のニュース