オリックス・鈴木がプロ初勝利 恩師も称賛「都立でもチャンスあると証明してくれた」

[ 2020年7月2日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス6-0西武 ( 2020年7月1日    メットライフD )

日体荏原・相原健志監督

 オリックス・鈴木優投手(23)が1日の西武戦で今季初先発し、プロ初勝利を挙げた。ドラフト制以降に都立高から直接プロ入りした投手では史上初の勝利。恩師である相原健志氏(53、都雪谷元監督、現・日体大荏原野球部監督)に喜びの声を聞いた。

 ――初勝利です。
 「大したものです。テレビで観ていましたが落ち着いて、入りも良かった。風格も出ていて、集中できているように見えました。人間的にも成長したんではないでしょうか。周りへの恩返しのスタートと思ってほしい」

 ――高校時代は。
 「潜在能力はすごくあった。最初は進学を考えていたが、“お前の性格だと大学で4年間のんびりするより、厳しい土俵で勝負した方が絶対いい。今、プロに行けるならチャンスは広がる”と言ったんです。それで最後はプロ1本になった」

 ――都立校の子にも希望を与えますね。
 「都立でもチャンスがあるんだというところを証明してくれた」

 ――エールを。
 「周囲へ感謝の気持ち持って、ここが本当のスタートラインと思って謙虚な姿勢を持っていけば、まだまだ伸びていくと思う。頑張ってほしいです」

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