楽天 ダブルスチールの奇襲成功、本盗の銀次「足の速さ関係ない」

[ 2020年6月25日 22:25 ]

パ・リーグ   楽天5―8日本ハム ( 2020年6月25日    楽天生命パーク )

<楽・日>3回2死一、三塁 茂木の二盗の間に三走・銀次が生還(撮影・白鳥 佳樹)  
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 楽天ベンチの「奇襲」が見事に成功した。25日の日本ハム戦。2点を追う3回2死一、三塁の場面で、一走・茂木が二盗を仕掛けた。相手捕手・清水が二塁への送球動作に入ると、三走・銀次もすかざずスタートを切った。茂木、銀次ともにセーフとなり、鮮やかなダブルスチールが決まった。

 相手の虚を突いたサインプレーだった。バッテリーは当然、俊足の茂木の盗塁は警戒していたはずだ。だが、決して足が速いタイプの選手ではない銀次の本盗への警戒心は薄かった。だからこそ成功した作戦でもあり、銀次は「足が速いとか遅いは関係ない。(サインに)びっくりすることもなく、しっかり理解してスムーズにプレーできた。良い作戦だった」と胸を張った。

 「考える野球を」掲げる三木新監督は、盗塁を含めた走塁について、以前から「足の速さだけではない。俊足じゃなくたって盗塁はできるし、次の塁も狙える」と繰り返してきた。キャンプではサインプレーの練習に多くの時間を割いた。まさにその成果が発揮された瞬間だった。

 シーズン序盤にサインプレーを成功させたことも大きな意味を持つ。対戦相手にイメージを植え付けることになるからだ。「監督が選手に自信を持たせてくれている。これからにつながる作戦だった」と銀次。開幕から随所で積極的な走塁が光る今季の楽天。指揮官が推し進める「走塁改革」が、チームの攻撃のバリエーションを確実に増やしている。(重光 晋太郎)

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