阪神・ガンケル2軍降格 来日初先発も初回無死満塁から3失点…矢野監督、次は「ないかな」

[ 2020年6月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―6ヤクルト ( 2020年6月24日    神宮 )

<ヤ・神>4回、ピンチに渋い表情のガンケル(撮影・大森 寛明)
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 秘めたる闘志は、むなしくも空回りした。来日初先発に挑んだ阪神のガンケルは4回7安打3失点で降板。終始、精彩を欠く内容で2軍降格が決まった。

 「初回は気持ちが入りすぎてしまい、ボールをうまくコントロールすることができなかった」

 気負いと力みが精密機械の手元を微妙に狂わせたのか。先頭の坂口に中前に運ばれると、山田哲には四球。高めへの抜け球が目立ち、武器であるはずの制球がさえず、追い込まれた。青木にもつながれ、無死満塁から村上の一ゴロで先制点を献上。雄平の左犠飛、2死二塁から山崎にも左前適時打を許して3点を失った。

 2回は3者凡退で終えたものの、テンポは戻らない。3回は2安打を浴び、4回は再び満塁のピンチを背負った。無失点で耐えても、ヤクルトの走塁ミスなど拙攻に救われた部分は否めず、ベンチから続投の選択肢は消えていた。「その(初回の)後はボールを低めに集めることができたし自分の投球ができていただけに、初回の投球がもったいないし悔やまれるよ」。消化不良の62球に背番号49は悔しさをにじませた。

 春季キャンプ時の好調から一転、3月からは一進一退の状態。最終テストとなった17日の中日2軍との練習試合で5回1失点と好投し、視察した矢野監督からチャンスを与えられた。メジャー経験は無く、マイナー一筋の“雑草魂”。ボスの信頼に快投で応えることはできなかった。

 矢野監督は「(次回の1軍登板は)現状はないかな、俺の中では。現状ではガルシアの方が状態的にはちょっと上なのかな」と明言。今季から「5」に増えた外国人枠を有効活用したガルシアとの併用プランは開幕5試合目にして崩れた。(遠藤 礼)

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