阪神・ボーア やっと出た!19打席目で来日初安打に喜び爆発!ガッツポーズ連発

[ 2020年6月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―6ヤクルト ( 2020年6月24日    神宮 )

<ヤ・神>7回、ボーアは中前打を放ちガッツポーズ(撮影・小海途 良幹)
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 阪神・ジャスティン・ボーア内野手(32)が24日のヤクルト戦で待望の来日初安打を放った。開幕から5試合、通算19打席目だった7回1死で中前打。Hランプを灯し、敗戦の中に明るい材料を残した。この1本をきっかけに変わり身に期待したい。

 開幕から5試合目、通算19打席目で生まれた初安打の喜びはひとしおだった。ボーアは一塁へ走りながら拳を突き出し、一塁ベース上でも再びガッツポーズをつくった。記念球も三塁ベンチへ戻ってきた。メジャー通算433安打、マイナー通算755安打の助っ人が、たった1本の安打を野球少年のように喜んだ。無理もない。走者に立ったのも初めてだった。

 3試合連続で6番に入り、7回1死で迎えた3打席目。カウント1―2へ追い込まれてから清水の外角ツーシームを食らいつくように伸ばしたバットで中前に運んだ。

 「もちろん、勝てれば良かったし、負けたことの悔しさが強いけど、まずは1本出たことは良かったね」

 井上打撃コーチからは毎日のように助言をもらい、「いつか結果が出ると信じていた」と安堵(あんど)した。矢野監督にも「1本出て(状態が)上がってくれたら…というのはある。願っているというか、楽しみにしたい」と期待を寄せられた。

 なかなか光が見えなかった。2回無死一塁ではスアレスの外角チェンジアップを打ち上げて三飛。4回1死では外角スライダーに手が出ず、見逃し三振に倒れた。

 最後の最後に不思議な力が働いた。バットを前夜の白木からオレンジ色へ変更。4回に先っぽに当ててファウルした際に折れ、再び白木へ戻した。振り返れば、4日の広島との練習試合でもバットをオレンジ色に変えた直後に右翼ポール直撃弾。バットを変えると何かが起きるのか…。

 球団の新外国人打者として19打席目での初安打は、83年バースの16打席目を超えて最も遅い。ただ、同じセ・リーグでは巨人・丸や中日・平田という実力者たちも打率1割を切るスタート。必要以上に悲観することはない。待望の1本でどう変わっていくのか。メジャー通算92発を誇ったパワーを発揮し、本当の意味で“バースの再来”を証明するのは、これからだ。(長谷川 凡記)

 ≪バース超え最も遅い初ヒット≫ボーア(神)が7回に来日初安打となる中前打。通算19打席目は、チームの新外国人野手では83年バースの16打席目を超える最も遅い初ヒットとなった。近年の他球団では14年のベタンコート(オ)が開幕4番→3試合目で6番降格→出場5試合目の通算22打席目で初安打(打順は7番)という例があった。

 ▽83年のバース オープン戦で左手首を骨折した影響で2軍スタート。開幕5試合目4月16日の巨人戦でデビューし、4月は10打席無安打と不振が続いた。5月4日巨人戦の6回に代打で江川から16打席目初安打となる中前適時打。同7日のヤクルト戦には23打席目で初本塁打。6月には月間打率・367と調子を上げ、最終的には107安打。本塁打王の山本浩(広)、大島(中)から1本差の35発で終えた。

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