DeNA 8、9回だけで今永、国吉、山崎が打球を体に受けるアクシデントも…巨人のマジック消滅させる

[ 2019年9月1日 22:08 ]

セ・リーグ   DeNA3―2広島 ( 2019年9月1日    マツダ )

<広・D>8回1死、長野の投手強襲打球を太ももに受け降板する今永 (撮影・奥 調)
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 大逆転での21年ぶり優勝を狙う2位・DeNAが投手陣の相次ぐアクシデントを乗り越え、3位の広島に3―2で逆転勝ち。阪神に敗れた首位・巨人とのゲーム差を4に縮め、自力Vの可能性を復活させた。

 1点リードで迎えた8回1死から長野の打球が今永のでん部に直撃し、好投していた先発左腕が予期せぬ降板。だが、不運なこれで終わらなかった。今永に代わって緊急登板となった2番手・国吉は鈴木の打球を足に受け、打者1人、わずか4球でこちらも降板。9回に4番手として登板した守護神・山崎も2死から代打・安部の打球が足を直撃したが、2死一、二塁のピンチを自ら断ち切って最後まで投げ切り、今季30セーブ目を挙げた。

 今永は自身については「お尻の下なので。よく肉がついてる部分なので。あまり痛みはなかったです」と大事を取っての降板だったことを強調したが、チームメートの気持ちがこもったプレーにヒーローインタビューで「本当にきょうはキャッチャーの戸柱さんをはじめ内野手の皆さん、守っているみんな、バッター陣、リリーフのみんなに本当に救われました。本当にみんなに感謝したいです」と声を震わせる場面もあった。

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2019年9月1日のニュース