DeNA・今永 アクシデントで緊急降板も13勝目 声震わせ、仲間に感謝「みんなに救われました」

[ 2019年9月1日 21:50 ]

セ・リーグ   DeNA3―2広島 ( 2019年9月1日    マツダ )

<広・D>ハーラートップの13勝目を挙げファンの声援に応える今永 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 DeNAの4年目左腕・今永昇太投手(26)が自身初のバースデー登板となった広島戦(マツダ)で2失点の好投。8回途中に長野の打球をでん部に受けて緊急降板するアクシデントに見舞われたものの、ハーラー単独トップに立つ今季13勝目(5敗)を挙げてチームの自力V復活に大きく貢献した。

 試合前までの今季広島戦成績は5試合で4勝0敗、2完封をマークしている鯉キラーぶりはこの日も健在だった。初回と3回に1点ずつを失うも、味方打線が6回にソトの同点2ランと柴田の犠飛で逆転すると広島打線の反撃を許さず。8回には1死から長野の打球がでん部に直撃して大事を取って降板したが、国吉、エスコバー、山崎のリリーフ陣が最後まで1点リードを守り切った。今永の降板後、2番手・国吉は鈴木の打球を足に受け、打者1人で降板。3番手・エスコバーは自らのけん制悪送球と四球で2死満塁としたが失点せず、守護神・山崎も2死から代打・安部の打球が足に当たりながらも最後まで投げ切った。

 チームメートの気持ちがこもったプレーにも助けられて13勝目を挙げた今永は敵地でのヒーローインタビューで声を震わせながら「本当にきょうはキャッチャーの戸柱さんをはじめ内野手の皆さん、守っているみんな、バッター陣、リリーフのみんなに本当に救われました。本当にみんなに感謝したいです」と仲間に深く感謝。2回に入った第1打席ではDeNAファンはもちろん広島ファンも含めた球場全体からハッピーバースデーの歌で祝福され「皆さんに感謝します。ありがとうございます」と頭を下げた。

 今季広島戦はこれで6試合に登板し、2完封を含めて無傷の5勝。鯉キラーの名をほしいままにしているが「僕自身、今年の対戦成績ほど相性がいいとは感じていなくて、本当にきょうもタフな試合になるなと思っていて。先制されたにもかかわらず野手の皆さんが逆転してくれて、何とかリードを保った状態でリリーフに渡したいというところで、ああいった形で降板してしまったのは本当に残念ですけど、何とかきょうは試合に入る前は完投したいという気持ちでは入ってました」とし、打球が当たったでん部について聞かれると「お尻の下なので。よく肉がついてる部分なので。あまり痛みはなかったです」と表情を初めて緩ませた。

 首位・巨人が敗れたため4ゲーム差と詰め寄り、「16」が点灯していた巨人の優勝マジックを消滅させた。「本当にチームの皆さん、スタッフの皆さんも含めて誰ひとり優勝を諦めている人はいないので、これからもファンの皆さんのためにみんなが待ち望んだものを手に入れられるように頑張っていきたいと思います」と大逆転での21年ぶり優勝を見据えていた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月1日のニュース