西武、首位と0差!ソフトBを4発粉砕 山川2発で2年連続40号一番乗り

[ 2019年9月1日 05:30 ]

パ・リーグ   西武10―5ソフトバンク ( 2019年8月31日    メットライフD )

初回、2ランを放ちナインに出迎えられる山川(左から2人目)(撮影・久冨木 修) 
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 西武の山川穂高内野手(27)が31日のソフトバンク戦で初回に中越え39号2ランを放つと、7回に左翼へ40号ソロを運んだ。2年連続で40号両リーグ一番乗りは史上5人目の快挙。4本塁打10得点で首位攻防戦に連勝し、ゲーム差なしに肉薄。1日にも勝って6連勝となれば、今季初めて首位に浮上する。

 8月最後の休日となった天王山決戦で、メットライフドームにど派手な花火が打ち上がる。そのフィナーレを飾ったのが山川だった。7―4の7回先頭。この日2本目となる左越え40号ソロでダメを押した。滞空時間の長い本塁打を見届けてから走りだし「打った瞬間、本塁打になる手応えでしたし、いい本塁打だった」と笑顔がはじけた。

 初回は、森の先制2ランなどで3点を先取した直後に「あれが入るのか」と本人も驚いた一発がバックスクリーンに吸い込まれた。タイミングを外され、左膝は曲がったが、右足で押し込むようにパワーを伝えた。今季6度目の1試合2本塁打で40号に到達。2年連続両リーグ40号一番乗りは史上5人目の快挙となった。

 5月までに22本塁打と量産したが、6、7月で計9本。8月は10日まで1本にとどまり、2年ぶりに4番を外れた。代わりに4番に入ったのは「入団する前から憧れだった」という中村。先輩の打撃を間近で見て「圧倒される」凄みを感じ、開き直った。8月12日以降8本塁打。辻監督も「力みもなくなってきた。2つ目の4番打者と捉えている」と復調を実感している。

 「シーズン中に替えるのは勇気がいる」という大きな決断があった。この日、長さや重さを変えず、グリップエンドを変更したバットを初めて使った。従来のタイ・カッブ型の丸みを帯びたものから小さいグリップエンドへ。中村と同じ形状のものだった。「今までは小指をかけ、中指と薬指でグリップを握っていたけど、今日は全部(の指)を使って。練習から使って(感覚が)良かった」。バットのヘッドが下がり気味だったことを修正。「すぐに結果が出て良かった」と笑った。

 4発10得点で快勝。8月の総得点は月間172得点で、球団記録の86年8月の160得点を大きく上回った。首位との直接対決で2連勝し、最大8・5ゲーム差あった首位とのゲーム差はついに0。今日勝って連勝を6に伸ばせば、今季初の首位に立つ。

 「ここからはチームの勝利が一番。本塁打数はおまけくらいでいい。50本と言ったが1本ずつ。まずは41本」。50本と令和初の本塁打王を目標に掲げた山川の目線はリーグ2連覇を見据えている。(武本 万里絵)

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