U18侍が3連勝!打線爆発16点!4連覇中の宿敵・米国に大勝

[ 2019年9月1日 21:37 ]

第29回WBSC U18ワールドカップ   日本16―7米国 ( 2019年9月1日    韓国・機張 )

<WBSCU18W杯 日本・米国>3回無死満塁、2点適時打を放つ石川(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」が1日、韓国・機張(キジャン)で1次ラウンド・B組の試合が行われ、日本は大会4連覇中の米国と激突。16―7で下し、初の世界一に向けて、3連勝を飾った。次戦は9月2日に1次ラウンド第4戦として、台湾と対戦する。

 初回表に1点先制された日本は、裏の攻撃で1番・森(桐蔭学園)の右翼線三塁打と4番・石川(東邦)の右翼線二塁打ですぐさま追いつくと、3回に無死二、三塁で2番・武岡(八戸学院光星)の二塁内野安打で勝ち越し。満塁で4番・石川が左前2点適時打、6番・熊田(東邦)も中前2点打を放ち加点した。

 さらに4回には熊田の2打席連続となる2点適時打、押し出し、9番・坂下(智弁学園)の2点適時打で5点を挙げ2桁得点となった。

 中盤以降、米国の反撃を受けたが、7回に8番・横山(作新学院)がソロ本塁打、8回に押し出し死球、坂下の2点打、森の適時打で加点した。

 日本の先発は技巧派左腕の林(近江)。初回に先頭打者で来年のMLBドラフト1位候補にも上がるクローアームストロングに二塁打を浴び、重盗で三進、犠飛で先制点を許したが、2回は無失点に抑えた。

 2番手は前日の南アフリカ戦で2本塁打を含む3安打8打点と打棒で活躍した西(創志学園)が3回から登板。気迫あふれる投球でクローアームストロングや主砲ソダーストロムを三振に封じた。味方から5点の援護を受けた4回には5、6、7番を相手に圧巻の3者連続三振。5回に2失点したが、3イニングを2失点でつなげた。

 6回から登板した3番手の前(津田学園)が4失点したが、4番手・飯塚(習志野)、5番手・宮城(興南)がリードを守り抜いた。

 米国は10点差を諦めない猛攻を見せたが及ばず、大会通算連勝は18でストップした。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月1日のニュース