広島、交流戦4度目最下位 10回2死まで0―0が3―9敗戦 魔の延長10回再び…4月には12失点

[ 2019年6月23日 19:10 ]

交流戦   広島3―9オリックス ( 2019年6月23日    マツダ )

<広・オ>選手交代を告げベンチに戻る緒方監督 (撮影・奥 調)
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 セ・リーグ4連覇を狙う広島がパ・リーグ最下位のオリックスに3連戦3連敗。通算4勝12敗1分けとし、1試合を残して交流戦最下位が確定した。広島の交流戦最下位は2007年、2011年、2014年に続いて5年ぶり4度目。2005年に始まった交流戦で最下位になったチームがその年にリーグ優勝した例はなく、数字上は優勝確率0%となった。緒方監督は「この3連戦はいい采配ができなかった」と落胆の色を隠せなかった。

 先発左腕・ジョンソンが7回無失点と好投。だが、交流戦で12球団最低のチーム打率に苦しむ打線がオリックスの先発左腕・田嶋に封じ込まれ、援護できなかった。

 0―0のまま迎えた9回には1死から西川、鈴木の連打で一、三塁と一打サヨナラの場面を迎えたが、今季サヨナラ打を2度放ち、勝負強さに定評のある会沢の遊ゴロで三走・西川が本塁憤死。それでも2死一、二塁となおもチャンスが続いたが、代打・長野が見逃し三振に終わって今季11試合目の延長戦へ突入した。

 延長10回のマウンドには、楽天から今季移籍してきた4番手・菊池保。だが、この菊池保が最初に迎えた代打・西野に二塁打されると、2死二、三塁までこぎつけながら大城に二塁打、小田に三塁打、中川に二塁打、安達に三塁打と4連続長打を浴びてまさかの5失点。ここでマウンドに上がった5番手・藤井皓も火がついたオリックス打線の勢いを止めることはできず、2連続四球で満塁としてから後藤、福田に連続三塁打を浴び失点を重ねた。

 10回表2死まで0―0だったが、終わってみればこの回だけで大量9失点。その裏、4試合ぶりに1番へ復帰した田中広の二塁打と主砲・鈴木の2点適時打で3点を返したが、及ばず。野間が頭部付近への死球で退場するアクシデントにも見舞われた。広島は4月10日のヤクルト戦(マツダ)でも3―3で突入した延長10回に8安打を打たれて12失点し、3―15で敗れているが、それに続くシーズン2度目となる屈辱の延長戦となった。

 広島は24日に15日中止分の楽天戦(楽天生命パーク)を控えているが、最終戦を前に交流戦最下位が決定。楽天との対戦成績は1勝1敗で24日も負ければ交流戦全6カード負け越しという屈辱がプラスされることになる。「最後勝って終われるように全力でやるだけ」と緒方監督。セ・リーグ3連覇王者の意地を見せられるか、注目される。

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