ロッテ大地、4安打&2発 交流戦MVP大本命 チームは“帳尻”5割見えた

[ 2019年6月23日 05:30 ]

交流戦   ロッテ8―4ヤクルト ( 2019年6月22日    神宮 )

5回無死二塁 2ランを放ちナインに出迎えられる鈴木(中央)(撮影・久冨木 修) 
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 7―4の8回2死、雨の神宮にロッテ・鈴木が2本目の虹をかけた。風張の140キロを高く打ち上げ、ヤクルトファンの傘の花が咲く右翼席へ。5回無死二塁の11号2ランに続き、自己新記録となる12号だ。大地のバットが雨を切り裂いた。

 「僕の力で(本塁打が)出るのは、いい打ち方なんだと思う。ただ、勘違いはしないようにしておきます」

 控えめな男だが、打席では激しく目立った。初回無死二塁、決勝の左前打など4打数4安打4打点だ。交流戦は打率・389で12球団トップ。6本塁打は1本差の4位、17打点は2位と3部門で上位を占めて一躍、MVPの有力候補だ。

 好調の陰には1、2番の相乗効果がある。この日、4安打した荻野は交流戦打率・356。「荻さんが出てくれるので、ヒットコースが広がる」。3回が象徴的だ。1死から荻野が左前打で1死一塁。ここで鈴木は一、二塁間を破る右前打を放った。一塁手がベースにつく分、安打になる確率は上がる。荻野もまた「大地が(走者を)還してくれるので塁に出ることだけ考えている」と語る。21日もともに猛打賞の2人が、2試合連続16安打の猛攻を生んだ。

 不敗神話も生きている。プロ入り以来、鈴木が1試合4安打以上を放てば10勝0敗。2カード連続の勝ち越しを決めた井口監督も「1、2番が凄く機能している。いい形で点が取れた」と納得の笑みを浮かべた。

 交流戦は1試合を残し、8勝9敗。「連戦と移動できついけど締めくくる意味で力を振り絞ってやりたい」と鈴木。4カード連続負け越しと不調だった交流戦だが、最後に帳尻を合わせてみせる。 (福浦 健太郎)

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