阪神・矢野監督と一問一答―「交流戦明けからジョンソンも戻れる」

[ 2019年6月23日 20:13 ]

<神・西> 交流戦最終戦を勝利で飾れず厳しい表情の矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神が13安打を放ちながら14残塁。西武に敗れ、3連勝はならなかった。先発・ガルシアは5回まで2失点で粘るも、6回に4連打を浴びるなど5点目を失ったところで降板。あとを受けた岩崎が2点を失い、ガルシアの失点は「7」となった。また、大山、近本に失策が出るなど、守備で投手を助けられなかった。

 【矢野監督と一問一答】

 ▼ガルシアは序盤らしい投球も まあそうやね。調子が悪いなという感じには見えなかった。

 ▼大山の失策が…
 まあ痛いわね。送球でミスっていうのはね。しっかりやらんともちろんダメだろうし、あれで得点取られているわけだから。

 ▼負ける時はミスがつながる いろんな課題が出たんじゃない?反省したり、やることいっぱいあるし。改善していかなあかんところと、成長していかなあかんところはきょうの試合でたくさんあったと思う。課題の多い試合やったね。

 ▼交流戦明けからジョンソン復帰 1年間戦う中でいろいろあると思うし、まあ、近本も聖也(木浪)にしてもルーキーで出ている部分で、初めての経験もあるし。後はここにきて体の状態の良くない選手たちも出てきて、ちょっと苦しい戦いになったかなというのはここまでの感想かな。その中で粘れる試合もあったし、楽しみやおもしろいという部分も見せたと思うので。まあ、今日は勝ってしっかり終わりたいっていうところは強かったけど。交流戦明けからジョンソンも戻れると思うし、体を休めるやつはしっかり休めて。課題もまだまだあるので、短い間でどれぐらいできるかわからないけど。シーズンを通して課題を克服していかないと、俺らの目指すところには近づけないと思うので、そういうところしっかりやっていく。

 ▼さあリーグ戦再開へ あまり星勘定はしてもどうかなとも思う。目の前の試合をしっかり戦っていくというのが大事だとは思ってるんだけど。ジャイアンツはこの交流戦は状態が良かったみたいだけど、広島もね、調子良くないし。DeNAはちょっと上がってきてるのかな。セ・リーグはどうなるかわからない状態のところにいられるっていう部分ではね、またチャレンジしていくしかないんでね。思い切って、ファン喜ばせたいし俺らも喜びたいし、そういう野球できるようにがんばります。

 ▼鳥谷の状態は? トリ(鳥谷)自身がもちろんつかんでいかなあかんところもあると思うし、トリ自身がやることはやるっていうのがいつもやる選手やし。まだまだここからじゃない?

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2019年6月23日のニュース