明大・森下、150キロ連発で“セーブ”

[ 2019年4月28日 14:12 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第3週第2日 2回戦   明大5―3早大 ( 2019年4月28日    神宮 )

<明大・早大>最後を締めた明大・森下(撮影・久冨木 修)
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 前日の1回戦で8イニング116球を投げた明大・森下暢仁(4年、大分商)が早大2回戦の8回2死から救援登板。9回は1死からストレート勝負で鈴木萌斗(2年、作新学院)を151キロで三振に仕留めると、1番・瀧沢虎太朗(3年、山梨学院)にはこの日最速の152キロで連続三振。7球連続して150キロ超えをマークして、ドラフト1位候補らしい締めで連勝をがっちりつかんだ。

 「ブルペンで逆転したらいくつもりでいたので、いい使い方をしてもらった。最後はストレートに合ってなかったのでストレートで押しました。日替わりヒーローが出てきょうは和田がよく打ってくれました」

 主将らしく、ベンチでは選手に声を掛け、今季初登板の伊勢大夢(4年、九州学院)には「しっかりやれよ」とゲキを飛ばし、救援で4試合に登板している磯村峻平(2年、中京大中京)には「よく頑張ってくれてるな」と労いの言葉を掛ける。周囲が見えて、ベンチのムードも連続の逆転勝ちで盛り上がっている。

 「きょう負けて3回戦に行けば、また先発だったから勝ってよかった。一週空くので疲れを取って次の東大戦に備えます」

 今季5試合中、4試合に登板するフル回転。「今は優勝しか考えていません」と前を向いていた。

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2019年4月28日のニュース