ソフトB千賀、野茂&ダルに並んだ!4試合連続11奪三振以上の最多タイ記録

[ 2019年4月28日 05:34 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―1日本ハム ( 2019年4月27日    札幌D )

6回終了までに10三振を奪った千賀(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・千賀滉大投手(26)が27日の日本ハム戦に先発し、7回6安打1失点で今季2勝目を挙げた。毎回の11三振を奪い自身初でパ・リーグ史上8人目の4試合連続2桁奪三振を達成。4試合連続11奪三振以上は野茂英雄(近鉄)、ダルビッシュ(日本ハム)に並ぶプロ野球最多タイとなった。エースの力投で、チームは16日以来11日ぶりに首位に返り咲いた。

 勝負球には「お化けフォーク」を選択した。4―0の6回2死一塁。千賀は3番・王柏融(ワンボーロン)を直球2球で追い込み、得意球を内角低めに沈めた。3打席連続の空振り三振を奪い、自身初の4試合連続2桁となる10個目の三振でピンチを脱した。

 「真っすぐは大したことなかったけど、フォークが使える感じがあった」。7回にも1つ加えて毎回の11奪三振。4戦連続は球団では09年の杉内以来の偉業に「もちろんいいこと。狙ってほしいところで取れればいいのかなと思う」と喜んだ。

 倉野投手コーチが「言動や態度が変わった」と話すように、2年連続開幕投手を務めたエースはチームの柱としての自覚が芽生えている。今季は5試合、37回で54奪三振。奪三振率は13・14となったが、イニングの3つ目のアウトを三振で奪った回は25を数える。味方の攻撃につながる投球が、チームを引っ張る思いの表れだろう。

 相性の良さも右腕の背中を押した。札幌ドームでの登板は2年ぶりだったが「硬くて高いので投げやすい」と7試合で無傷の5連勝だ。今季は開幕から金曜日のナイターでの登板が続き、この日は今季初のデーゲーム。「眠いから好きじゃないんですけど、不思議とデータ的には昼の方がいいんですよね」。プロ入り後、先発した試合では昼が勝率・824とナイターの・683を大きく上回る。

 オフに米国で合同自主トレを行ったカブスのダルビッシュとはシーズン中も連絡を取り合う。19日に今季初勝利を挙げた際には祝福のメッセージが届き「アメリカの時差を考えて僕も送っています」という。投球だけではなく、コンディショニング、トレーニングについても質問しながら「最近のお薦めの本とかも聞いています」と全てを吸収しながら、背中を追っている。

 11日ぶりの首位返り咲き。工藤監督は「(千賀は)素晴らしかった。安心して見ていられた」と絶賛した。「あと4つ、頑張ります。冗談ですけど」と千賀。楽天・則本昂の持つプロ野球記録の8試合連続2桁奪三振をひそかに狙っている。 (川島 毅洋)

続きを表示

「稲村亜美」特集記事

「プロ野球 交流戦」特集記事

2019年4月28日のニュース