西武・森、4安打で首位打者浮上!65年ノムさん以来パ捕手快挙あるぞ

[ 2019年4月28日 05:30 ]

パ・リーグ   西武11―7オリックス ( 2019年4月27日    京セラD )

8回2死二塁、内野安打を放つ森   (撮影・平嶋 理子) 
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 西武・森は得点のにおいを敏感に嗅ぎ分ける。得点圏に走者を置いた場面で4度打席に立ち、3本のタイムリーを含む4安打3打点。好機では集中力を研ぎ澄まし、雑念を振り払うという。「無駄なことは考えない。大きいの(長打)は狙わず、コンパクトに打つ」――。これぞ極意。得点圏打率は26打数13安打のジャスト5割だ。

 「1打席目にいい当たりじゃないけどヒットになって、いい流れで(その後の)打席に入れた」。1点を先制し、なお初回1死一、三塁。森はチェンジアップを詰まりながらも右前に運んだ。3回2死二塁でカーブを左翼線二塁打。7回無死一、三塁では直球を中前打だ。あらゆる球種を広角に打ち分ける。辻監督も「友哉はアグー(山川)の後ろを打ってチャンスで回ってくる。状況に応じた打撃ができるから高打率なんだ」とうなった。

 今季2度目の4安打で打率・375。レアード(ロッテ)を抜いて打率1位に返り咲いた。今季は炭谷が巨人にFA移籍し「自分がしっかりやらないと、という自覚が守備にも打撃にも出ている」と辻監督。この日も試合後、真っ先に手にしたのは配球などを記したノートだ。欠場は寝違えによる1試合だけで、免疫力向上に効果があるとされる「R―1ヨーグルト」を毎日飲んで攻守に奮闘している。

 その森と、秋山&山川の3~5番で計10安打。獅子おどし打線が本領を発揮し、今季2度目の3連勝で勝率5割に復帰だ。森にはパ・リーグでは65年の野村克也(南海)しか達成していない、捕手での首位打者に期待がかかる。「いや、まだ早いっス。シーズンは長いんで。早いっスね」。いたずらっぽく笑った23歳には、もはや風格すら漂っている。 (鈴木 勝巳)

○…森(西)が6日の日本ハム戦以来今季2度目で通算3度目の1試合4安打。西武の捕手がゲーム4安打以上をシーズン2度以上は、07年細川(現ロッテ)の2度以来12年ぶりだ。また、この日の猛打で打率は.375まで上昇。パの打率争いでレアード(ロ=.350)を抑えて再び1位に立ったが、どこまでトップをキープできるか。なお、捕手の首位打者は、65年野村克也(南海)、91年古田敦也(ヤ)、12年阿部(巨)の過去3人しかいない。

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