オランダ 躍進の立役者は楽天主砲 小島出身の結束呼んだ

[ 2013年3月10日 06:00 ]

フリー打撃で快音を響かせるオランダのジョーンズ

WBC2次ラウンド1組 オランダ―日本

(3月10日 東京D)
 10日に侍ジャパンと対戦するオランダは東京ドームで軽めの調整を行った。チームの躍進を支えるキーマンは楽天のジョーンズ。

 カリブ海に浮かぶオランダ領キュラソーの英雄は、昨年8月から同島出身の有望選手を積極的にWBCへ誘った。「大幅に選手が入れ替わったし、今のチームがあるのはジョーンズのおかげだ。彼に賛同しみんなが集まった」と同じく同島出身のミューレン監督は、いわばチームのGM的存在と認めた。

 総面積444平方キロは横浜市と、人口約15万人は東村山市とほぼ同じ。そんな小島出身が前日のキューバ戦スタメンの1~5番を務めるなど、主力の大半を占める。大リーグ予備軍にとってはキャンプでアピールする大事な時期だが「WBCで勝ちたい」という英雄の一声で結束。固い絆で日本に立ち向かう。

 ≪オランダ領の島≫オランダといえば風車とチューリップが名物。スポーツはサッカーが盛んだが、野球選手は大半がヨーロッパではなく、南米のベネズエラ北方沖のキュラソー島出身だ。今回のメンバーも、野手のほとんどが同島の首都ウィレムスタト出身。同島は17世紀にオランダ人が入植し、1954年に周辺の島々とオランダ領アンティルとして内政自治権を獲得。独立運動の機運の高まりを受け、2010年10月にアンティルから分離した。

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