高津氏が占う 一発出やすい東京D オランダ1、2番の長打力警戒

[ 2013年3月10日 12:03 ]

バレンティン(背中)と話すミューレン監督

 オランダの強みは攻撃力。特に一発が出やすい東京ドームでは脅威と言える。まず警戒すべきは若い1、2番コンビだ。

 21歳のシモンズは昨季ブレーブスでメジャーデビューし、6月には月間最優秀新人も獲得している。大学時代は98マイル(約158キロ)を記録した投手。1番打者と言っても、広角に打ち分けるタイプではなく、初球から振り回してくる。キューバ戦で本塁打を含む4打点と活躍した20歳のスコープは、オリオールズのマイナーではNo・1の有望株とされる逸材で、身体能力がずばぬけている。この2人にはクリーンアップに投げるような配球でいかないと、長打を食らう危険性もある。

 才能豊かな若手に安心感を与えているのが、バレンティンとジョーンズの日本球界所属の2人。ジョーンズは引っ張り専門の打者だが、私がメジャーで対戦(05年)した時より、さらにその傾向は強くなっている。内角を見せ球に使いながら、外の変化球で勝負するのが有効だろう。前田健はスライダーが勝負球となる。怖いのは、日本の投手の特徴を知っているバレンティンの方。打撃は雑なように見えるが、配球を読んで、緩い球を狙ってくることもある。

 打線は1~9番まで基本的にはブンブン振り回してくる。東京ドームということを考えると、日本の投手陣は初球の入り方から細心の注意を払う必要がある。

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