送りバントに批判の声も…キューバ 残った14点爆勝

[ 2013年3月10日 06:00 ]

<キューバ・台湾>4回無死一、三塁、3ランのキューバ代表・トマスはベンチの出迎えに笑顔を見せる

WBC2次ラウンド1組 キューバ14―0台湾(7回規定によりコールド)

(3月9日 東京D)
 赤い稲妻のエンジンがいよいよ全開だ。負けが許されない背水の陣で、キューバが4本塁打を含む14得点で7回コールド勝ちを収めた。

 侍ジャパンをあと一歩まで苦しめた台湾を粉砕した。こわもてのビクトル・メサ監督も目尻を下げた。「このチームはとても若いから。後ろ向きにならずまだまだ前に進んでいく」。台湾投手陣に対し6回、一気に襲いかかった。死球を挟み7連打、8者連続得点の猛攻で勝負を決めた。

 前日のオランダ戦の2本塁打に続き、左中間と右中間の膨らみが少ない東京ドームでは自慢の長打力の威力が倍増する。それでも3、4回には無死一塁から送りバントを仕掛けるなど、緻密な作戦も交ぜた。「キューバのメディアはそのことで私を批判しているんだ」と指揮官。スモールベースボール導入に批判的なお国柄を明かしたが、そんな母国も安心させる大勝を飾った。

 「(日本、オランダ)どちらのチームが来ても戦うしかない。でも私は日本と一緒に(準決勝の行われる)サンフランシスコに行きたい」とメサ監督。目標はあくまでも米国切符だ。

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