館山「3人続けて」全17球フォーク ユニーク調整法

[ 2013年3月10日 06:00 ]

<楽・ヤ>5回1失点と好投したヤクルト先発・館山

オープン戦 ヤクルト1―7楽天

(3月9日 倉敷)
 落として、落として、落とし続けた。ヤクルトの開幕投手候補・館山が独特な投球を見せた。3回だった。

 「シーズン中でも打者1人とかにはやりますよ。でも、3人続けてはない。指の掛かりとかを確認したかった」

 先頭・聖沢に対し、初球のフォークが低めに外れると、この回は残り16球も全てフォークを投げ込んだ。聖沢を空振り三振に仕留め、続く西田、銀次を三ゴロに打ち取った。「指に力を入れたり抜いたり、全部同じではないですけどね」。この日は最速143キロも、この回に限れば最速133キロで最遅125キロ。「スライダー気味やシンカー気味に落としたりした」。フォークにも緩急を駆使した。

 4回は全てセットポジションで投げるなど、常にシーズンを見据えて工夫を凝らす。5回4安打1失点。昨季は右腕血行障害手術から回復途中もチーム最多の12勝をマーク。29日の阪神戦(神宮)で初の開幕投手を任される可能性も高い。小川監督はまだ大役を明かさないが「心配はしていない」と全幅の信頼を寄せる。ユニークな調整法で結果も残す館山の奥深さは計り知れない。

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