橋本 新エースが5種目けん引、個人総合で雪辱を 28日に決勝

[ 2021年7月27日 05:30 ]

東京五輪第4日 体操男子団体総合 ( 2021年7月26日    有明体操競技場 )

体操男子団体総合決勝 最終種目の鉄棒で着地を決めた橋本と喜ぶ日本チーム
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 橋本が描く放物線は、惜しくも“栄光の架け橋”にならなかった。「自分の演技でメダルの色が決まるけど、最後くらい関係なく、笑って終わりたいと思った」。目指した輝きは手に入れられなかったが、日本の新エースとして5種目でけん引した。

 予選トップ通過の個人総合は28日に決勝。跳馬の後に腰を気にするシーンもあったが、「今から演技してこいと言われてもできるくらい。無傷と思ってもらっていいです」と笑う。日本勢初となる10代の個人総合制覇で、体操ニッポン100個目のメダルを決める。

 ◇橋本 大輝(はしもと・だいき)2001年(平13)8月7日生まれ、千葉県出身の19歳。千葉・市船橋高―順大。19年世界選手権団体総合銅メダル。4月の全日本選手権で初優勝。1メートル66、57キロ。

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