大坂なおみの言葉で振り返る東京五輪 「夢のよう」「信じられないほどの名誉」

[ 2021年7月27日 15:12 ]

東京五輪第5日 テニス女子シングルス3回戦   大坂なおみ0―2M・ボンドロウソバ ( 2021年7月27日    有明テニスの森 )

大坂なおみ(AP)
Photo By AP

 開会式で聖火最終ランナーも務めた金メダル候補の大坂なおみ(23=日清食品)が3回戦で敗退する波乱が起きた。世界42位のM・ボンドロソワ(チェコ)に1―6、4―6のストレートで敗れた。

 試合後、大坂は日本の報道陣の前で「プレーできて良かった」と話し、「残念だったか」と問われ、日本語で「はい」と答え、涙が両頬をつたった。

 大坂にとっての東京五輪での戦いは終わった。大会期間中の語録で振り返る。

 「私が生まれた国で大切な母国。代表として五輪に出場できることに誇りを持っている」(五輪出場を希望)

 「聖火の話を聞いたときは、もうびっくりした。信じられないほどの名誉だった」(開会式で聖火の最終点火者となって)

 「皆さんから質問を受けるのはとてもハッピーです」「本当に夢のよう。悪いところはどこにもないわ」(1回戦をストレート勝ち後の会見で)

 「昨日(の1回戦)よりも良いプレーができた。もちろん金メダルを獲りたい。出場している選手は全員そう思っていると思う。ベストを尽くしたい」(2回戦もストレート勝ち)

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月27日のニュース