フェンシング・敷根4位 08年太田以来のメダル逃す「何で獲れなかったんだ」

[ 2021年7月27日 05:30 ]

東京五輪第4日 フェンシング男子フルーレ個人3位決定戦 ( 2021年7月26日    千葉・幕張メッセ )

3位決定戦に敗れた敷根(右)(AP)
Photo By AP

 男子フルーレ個人が行われ、敷根崇裕(23=ネクサス)は4位に終わった。順調に勝ち上がって迎えた準決勝で、リオ五輪覇者のD・ガロッツォ(イタリア)に9―15で完敗。3位決定戦ではホウペニトフ(チェコ)に序盤からリードを許し、8―15で屈した。個人では08年の太田雄貴以来となるメダルを逃し「凄く悔しい。何で(メダルを)獲れなかったんだと思っている」と自分を責めた。

 元日本代表の父・裕一さんから手ほどきを受け、6歳から競技を開始。北京五輪で太田が銀メダルを獲得する姿を見て、まだ10歳だった少年は「超えなければいけない」と決意した。その太田氏らが観客席から見守る中で奮闘したが、あと一歩が届かなかった。

続きを表示

2021年7月27日のニュース