瀬戸大也 200Mバタも決勝逃す「悔しいを通り越してよく分からない」 妻の「ゴン攻め」エール実らず

[ 2021年7月27日 12:22 ]

東京五輪第5日 競泳男子 ( 2021年7月27日    東京アクアティクスセンター )

瀬戸大也(AP)
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 男子200メートルバタフライ準決勝で瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が1分55秒50の全体11位で敗退した。決勝進出ラインの8位に滑り込んだ本多灯(19=アリーナつきみのSC)とは0秒19差。自身の持つ日本記録1分52秒53からは3秒近く遅れた。

 本命種目400メートル個人メドレーに続き決勝進出を逃し「2種目ともこんなイメージではなかった。悔しいを通り越してよく分からない」とガックリ。レース前には妻・馬淵優佳さん(26)からはスケートボードの解説で話題になった言葉を引用し「ゴン攻めしてほしい」とエールを送られていたが、理想の泳ぎはできなかった。

 400メートル個人メドレーは体力を温存する策が裏目に出て、予選敗退。全力を出し切らなかった姿勢に批判が集中したが「余力を持って予選を泳ぐのが自分の戦い方。ネットでいろいろなことを言われてむかつきますけど、パワーに変えたい」と宣言していた。

 残る種目は28日に予選が行われる200メートル個人メドレー。19年世界選手権では頂点に立っており「2個メはベストを出せば金メダルもありえる。しっかり気持ちを切り替えたい」と視線を上げた。不倫問題後もサポートを続けてくれた家族のもとへ、手ぶらで帰るわけにはいかない。

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2021年7月27日のニュース