スケボー世界選手権女王・西村 ミス続き8位も「その場の雰囲気を楽しみつつ、自分の滑りができている」

[ 2021年7月27日 05:30 ]

東京五輪第4日 スケートボード女子ストリート ( 2021年7月26日    有明アーバンスポーツパーク )

決勝に臨む西村(撮影・会津 智海)
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 19歳の第一人者は、その背中で後輩たちを引っ張った。世界選手権女王の西村碧莉(あおり、木下グループ)は立て続けに失敗し8位。前日の練習中に板が足元から外れ、レールの上に落下し、骨盤などを負傷した影響があった。「その場の雰囲気を楽しみつつ、自分の滑りができている」と気丈に振る舞いつつ、果敢にメダルに挑み続けた。鮮やかな金髪がトレードマークだが、誰よりも勝負に徹する。その姿を見てきた西矢、中山も発奮。西川コーチは「(2人は)アクシデントを乗り越えている姿を見ている。全てひっくるめて結果につながった」と語った。

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2021年7月27日のニュース