永瀬貴規 悲願の金メダル 止まらん!柔道日本男子は4日連続の金 84年ロス以来の1大会4個目の金

[ 2021年7月27日 19:12 ]

東京五輪第5日 柔道男子81キロ級 ( 2021年7月27日    日本武道館 )

3回戦でイタリア選手を破る柔道男子81キロ級の永瀬貴規(右)  (AP)
Photo By AP

 柔道男子81キロ級の永瀬貴規(27=旭化成)が、決勝で初対戦のモルラエイ(モンゴル)を破り、自身初の金メダルを獲得した。日本勢の同階級では00年シドニー五輪の滝本誠以来となる金。また、日本男子としては、初日の60キロ級・高藤直寿(28=パーク24)に始まり、66キロ級・阿部一二三(23=パーク24)、73キロ級・大野将平(29=旭化成)に続く、4日連続の金メダル獲得となった。

 さらに、日本男子勢が、1大会で4個の金メダルを獲得するのは1984年のロサンゼルス五輪以来。うれしいW快挙達成となった。

 耐えた、粘った。2、3回戦と快勝で進んだ永瀬だったが、レッセル(ドイツ)との準々決勝は延長戦へもつれ込み、6分46秒の小外掛で決着。さらにカス(ベルギー)との準決勝も延長戦に突入し、6分48秒に背負い投げで決着するまで熱闘。体力を消耗したが、決勝でまたも延長戦に入った。それでも耐え抜き、1分43秒に足車で技ありを奪い、決着。とにかく踏ん張って金メダルを“手放さなかった”。

 今年3月にウズベキスタンで行われた柔道グランドスラム(GS)では準決勝で格下のイタリア選手に不覚を取った。「ずっと自分の現状を試す機会がなかった。本当に楽しみ」と約1年ぶりの実戦を待ちわびていたが、足技に屈した。初戦から2試合は一本勝ちし、技の切れも上々だっただけに、痛い敗戦となった。3位決定戦はイバノフ(ブルガリア)から大内刈りで一本。改めて勝負の厳しさを思い知った。敗戦も糧に、悲願の金メダルをつかんだ。

 ◇永瀬 貴規(ながせ・たかのり) 1993年(平5)10月14日生まれ、長崎市出身の27歳。親戚が師範だった道場「養心会」で6歳から柔道を始める。長崎大学附属中、長崎日大高から筑波大に進学。14年から全日本選抜体重別選手権を4連覇。15年世界選手権で金、16年リオ五輪は銅メダル。旭化成所属。1メートル81。右組み。得意技は大内刈り、内股、体落とし。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年7月27日のニュース