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奇跡の一匹バス釣り2年生進級 水温も活性も上がらない中29センチ

[ 2026年4月2日 05:30 ]

なんとか1匹手にした大塚。バス釣り2年生に昇格!
Photo By スポニチ

 【釣り女子アナの伝えたいこと】釣りが大好きなアナウンサー・大塚ひとみが、千葉県君津市の笹川湖(片倉ダム)へ。昨年、バス釣り入門。この春、無事2年生に進級できるか?

 「まだ難しい時季ですね」。朝、レンタルボート笹川のスタッフに言われた。「暖かくなってきたし、チャンスあるかも?」という期待は淡く崩れる。水温が上がらないため魚の活性も上がらず、オデコの人も多いとか。私の進級は早速ピンチに。

 出船準備をしていると、スタッフが何やら紙を持ってきた。「少ないながらも釣果のあったところに印を付けておきましたよ」。宝の地図じゃん。ありがたく受け取り、真っ先にその場所へ向かった。

 「本湖」と呼ばれる、開けた水深のあるエリアの端に、風が当たってプランクトンが集まり、魚が寄り付く場所があるという。では、1投目。ダウンショットリグを投げる。ラインの先端にシンカーを結び、その数センチ上にフックとワームを付ける釣り方だ。ワームはゲーリーヤマモトのレッグワーム2・5インチ。幸先良く、数投目でバイト。しかし即合わせしちゃった。マス類は即合わせだが、バスはしばらく待たなければならない。2つの釣りが交じり、チャンスを逃してしまった。「この時季は1日で当たりが1回だけなんてこともある」。聞いたアドバイスを思い出し、途方に暮れる。

 「向き不向きより前向き」。アナウンサー受験時の恩師の言葉が頭をよぎった。よし前向きにいこう。ロッドを握り直し、再びキャスト。すると思いが通じたのか、すぐにバイト。今度は間違えないぞ。しっかり待ってから合わせる。ロッドがきれいな弧を描いた。手元に伝わる振動が喜びを膨らませる。ネットに入ったのは、29センチの本命。良かったぁ。ヘタヘタと座り込む。渇望した一匹。この瞬間があるから釣りはやめられない。

 それ以降は、本当にバイト一つなかった。周りも釣れていないようで、奇跡の一匹だったと実感する。バス釣り2年生への進級は、一輪のサクラが咲き合格。今シーズンもたくさん咲かせられますように。

 ≪元県道を魚横断≫ボートでの移動中、水中に沈んだ道路を見つけた。さびたガードレールに、うっすら残るセンターライン。かつての県道24号だそうで、ダムの建設により水底に沈んだという。今は魚たちが横断している。

 ≪タンタンメン◎≫勝利の晩さんは、ご当地グルメ「勝浦タンタンメン」。海女さんや漁師たちの海仕事後の一杯として親しまれてきたラーメンだ。一口食べると、ラー油で「辛い!」、タマネギで「甘い!」。絶妙なハーモニーが箸を進ませる。笹川湖からは、館山自動車道・市原SA上り線「なべとん」がお薦めだ。

 ◇大塚 ひとみ(おおつか・ひとみ)1993年(平5)生まれ、千葉県出身。NHKやウェザーニューズなどを経てフリーのアナウンサーに。釣り一家に生まれ、さまざまな釣りに挑戦中。

 ▼釣況 レンタルボート笹川=(電)0439(39)3655。ボートは、1人乗り3300円、2人乗り4900円、3人乗り6000円(遊漁料込み)。

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