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春のイサキは「うめーもんなぁ」 専門家が太鼓判!30センチ超良型主体

[ 2026年3月24日 05:30 ]

開始早々、リさんに1匹
Photo By スポニチ

 【釣り日和】静岡県御前崎沖のイサキ釣りが始まった。まだはしりで釣果にムラはあるが、釣れ上がれば30センチ超の良型がそろう。大井川港・勝利丸で竿を出した。 (笠原 然朗)

 イサキの旬は夏。梅雨時に釣れるのを「梅雨イサキ」といったりする。だが食味に関しては春先の今がうまいようだ。

 勝利丸の無線で僚船の声が聞こえてくる。「今のイサキは脂が乗ってうめーもんなぁ」。専門家が言うのだから間違いはない。

 河岸払いして約1時間。蒔田城一船長が船を止めたのは御前崎灯台を遠くに望む45メートルダチ。指示ダナは「底上10メートル」。「イサキはタナを釣れ」

 コマセも付け餌もオキアミ。コマセはパラパラと出す。出し過ぎは禁物だ。オモリは100号。竿を手持ちにするには重い。タナを取り直しながらの置き竿釣法だ。

 左舷胴の間で竿が曲がった。静岡市の会社員、リ・シュウシュウさん(28)。会社の仲間4人で釣行。船釣りは2回目だという。中国・上海から6年前に来日した。

 「中国人は刺し身を食べない人もいますが、私は大好きです」と話した。

 リさんの指南役が同僚の間宮勇太さん(25=静岡市)。船釣り歴は4カ月ほどだが、実家がある長野県では渓流で釣りをする。経験の差は研究熱心さでカバー。「沖釣りはいろいろな魚が釣れて楽しいです」

 春風駘蕩(たいとう)の駿河湾である。海の向こうは戦火も、ここにはゆったりとした時間が流れる。

 潮が効かず入れ食いとはいかないが、ぽつりぽつりとイサキが上がる。30センチ前後が主体で、小型の通称「うりぼう」は来ない。刺し身にしても、煮ても焼いてもうまそうだ。本格的に釣れ出すのはこれから。

 ◯…左舷トモ寄りで釣っていたのは静岡市の生田裕美さん(50=自営業)。途中、船酔いによる離脱はあったが後半に復活。釣れたイサキは「刺し身と塩焼き、フリットにして食べます」。

 ◆釣行の宿 JR焼津駅、藤枝駅周辺にホテルはあるが、大井川港と至近の宿は「ビジネスホテル大井川」=(電)054(662)2445。工事関係者の長期滞在やスポーツ合宿などで利用されることが多い。勝利丸での釣りの前泊に便利。料金は4月1日から朝食サービスで1泊5500円。家庭料理のおいしい夕食は1500円。頼めば港まで車で送ってくれるという。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大井川港・勝利丸=(電)054(622)0437。釣り物によって集合時間、料金が異なる。要問い合わせ。

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