×

いぶし銀46センチ春クロダイ 荒波苦戦も粘り勝ち

[ 2026年4月29日 05:30 ]

苦労しながら釣り上げたクロダイ46センチ
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】桜が満開の秋田県にかほ市の赤石海岸で、待望の春クロダイをゲットした!荒波で取り込みには難儀したが、重量感たっぷりのいぶし銀を手にすることができた。(スポニチAPC・小林 純平)

 秋田県南西部、にかほ市が地元の釣り仲間、安倍彰さん(46=会社員)が「早く来ないと、クロダイがいなくなっちゃうよ」と言うので、天候も海況も確認せず赤石海岸に釣行した。早朝、現地で安倍さんと合流。残念ながら外せない用事があるというが、時間の許す限りサポートしてくれるという。投入ポイントやタナ設定などアドバイスを頂きつつ釣りを始めた。

 仕掛けは金浦漁港向きに20~30メートル付近まで遠投。付け餌はマルキユー「くわせオキアミ食い込みイエロー」だ。食いの良さはもちろん、とにかく餌持ちが抜群。強く振り込んでも簡単には落ちない。
 まき餌は同社「湾チヌスペシャル2」を主体にオキアミを1キロ加え、粘りが出るよう仕上げた。潮上に集中して投入。時たま沖からの大きなウネリで仕掛けが一気に横に10メートルほど持っていかれる。ポイント釣法を得意とする筆者にはちょっと厳しいフィールドだ。

 案の定、時間がたっても餌を取られもしない。当たりも出ない。魚の気配も感じられない…それでも辛抱強く仕掛けの投入とまき餌の投げ入れを繰り返す。

 だが、1時間ほどすると、波は高いながらウネリが幾分弱まってきた。仕掛けの横移動が減り、流れも漁港向きに。「時合かな?」。安倍さんがポツリ。それから数投目に初めてウキに当たり!食ったのはフグだが、いくらか魚の気配が感じられるようになった。フグが数匹続いた後、サラシに引き込まれてウキトップが消えた!

 愛竿に伝わる手応え。ついに捉えた本命の魚信。強い引きは波に逆らい沖へ走る。しかもウネリが再び大きくなり、なかなか寄せられず。玉網を持つ安倍さんも気が気でない。それでも鋭い突っ込みに耐え、徐々に足元に寄せ、波のタイミングを計って取り込んだ。

 重量感たっぷりで幅のある46センチの大物。安倍さんも大喜びでシャッターを押してくれた。桜の季節が終わると、東北の日本海側はいよいよ春クロダイのシーズンが本格化。これからが、ますます楽しみだ。(マルキユーフィールドテスター)

 ▼釣況 秋田県由利本荘市・つりショップ本荘=(電)0184(22)2443。

 ≪7連続ハリス切られても…釣り人の極み≫【潮どまり】タチウオが好きだ。釣りも食も。タチの筆おろしは静岡だった。置き竿にして仕掛けは両天ビン。当時はこれ1本しかない3メートルのマダイ竿で80メートルくらいからデッドスローで巻き上げる。前当たりを我慢すると一気に食い込んでくれたもんだ。

 そんな体験が東京湾でも通用すると思い込んでいた。何と7回連続でハリスを切られた。泣くよね。よくよく考えた結果、場慣れして竿を短めで少し硬いのに替えてたんだ。マダイ竿じゃあ格好悪いと思ったからかな。見えを張った罰だね。

 タチの釣り方も変わってきてる。小さく誘いつつ本気になるのを待つじらし戦法。ルアー、テンヤ、さらには中山丸の逆テーパーと敵さんとの知恵比べ。なんせ学習するから。

 で、食。頭を外した胴を3つに切る。前2切れは塩焼き、煮付け、ムニエル何でも来いだが僕の目当てはしっぽの方。天ぷらが秀逸で、アナゴより数段上品。いくらでも食べられる。骨は素揚げとくれば焼酎のピッチが上がる。グロテスクな頭部はスープにすると、これまた病みつき。昆布を入れコトコト低温でうまみを出していく。汁が澄んできたら小ネギを散らせばOK。

 自分でさばいて食べなきゃいられぬ捕食性格。失敗も楽しいじゃないの。それが漁じゃない釣り人の極み。そう思わない?(スポニチAPC・町田 孟)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る