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引きに感動!白銀オイカワ 羽村エリアでフライキャスティングレッスン

[ 2026年5月17日 05:30 ]

メイドイン羽村のバンブーロッド「ロイヤルリバー」でオイカワを満喫した平井さん
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】フライフィッシングの対象魚の中で、性能を全く気にせず、マニアックとも呼べるタックルで狙えるのがオイカワ。釣れた時はウグイやカワムツよりもうれしいです。狙ったことがある人なら誰でも理解してくれると思いますが、白銀のボディー、婚姻色が出たら、その顔のいかつさに敬意を表し筆者は「ゴジラオイカワ」と呼んでいるほどなのです。

 今回はゴールデンウイークの最中、東京・多摩川の羽村エリアでフライキャスティングレッスンを行った後、オプションとしてオイカワ釣りをしようとゲストを誘いました。

 乗ってきたのは平井忠さん。奥山塾のイベントではもはや常連で、常に自己向上を目指している方です。レッスンが終わった後、彼が出してきたのはメードイン羽村のロイヤルリバー8フィート1番です。これは竹の六角竿、いわゆるバンブーロッドというものです。

 オイカワを釣るためにわざわざバンブーロッドを用意するなんて、とんでもないハマりようですね。

 リールはオービスバテンキル。ラインはDT1F、リーダーはティムコ6X9フィートにティペットはトルネード鮎の0.3号。フライはミッジと呼ばれる超小型フライ。ピンキーウエット#20です。

 彼がオイカワを釣る時はいつもドライフライでやるそうですが、筆者はウエットをお薦めします。オイカワのドライフライへのアタックは速過ぎて、しかも口が小さいために吸い込めず、なかなか合わせが利かないというデメリットがあります。パチャッと出て掛からないってやつです。ドライで効率よく掛けるには細いティペットを使い、ナチュラルドリフトしてフライを吸い込みやすくする必要があります。そうすると今度はティペットが絡みやすくなります。そこで最近ではウエットを推奨しています。

 斜め下流に向かって川の流れに押されながら扇状にラインを振るだけで、プルルンとか、大型ならギューンとヒットします。水面に浮かぶフライを吸い込むのと違って、フライは水中を泳いでいるわけですから、魚も捕食しやすいと思います。オイカワはミニチュアスチールヘッドだと説明すると、平井さんはさらに話に乗ってきました。

 一通り説明した後の第一投ですぐにヒットしました。竿先がプルプル震えています。「こんなによく引きが伝わってくるんですね」と感動する平井さん。ラインを手繰って寄せてくると、8センチに満たない小型オイカワでした。こんな小さな魚をフライで釣ったのは初めてと、じっくりその白銀の魚を観察していました。

 リリースして1歩下って投げるとまたすぐに掛かってきました。今日は入れ掛かりかと思ったのもつかの間、連発は続きませんでした。しかし飽きない程度にポツポツと当たって、オイカワの良さを感じていただけたようでした。

 何匹か釣ってそろそろ帰ろうかと思った時、いい当たりがきました。もしかして小ヤマメ?とも思いましたがそれは丸々太った良型のオイカワでした。(東京海洋大学元客員教授)

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