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5キロのヒラメ→4キロのマダイ 夜の“高級魚”リレー 大物潜む直江津沖

[ 2026年5月16日 05:30 ]

斉藤さんは5キロのヒラメに続き、4キロのマダイもゲットするなど高級魚の“リレー”を堪能した        
Photo By スポニチ

 【釣り新鮮便】山々が濃緑(こみどり)に映える季節の到来に合わせ、新潟・直江津沖ではマダイ&ヒラメのリレー船が注目を集めている。共に数はもちろんだが、後半に狙うヒラメは5キロ級のほか、先日は10キロ超も出現。早速、上越市・いとう釣具店に足を運んだ。

(バリバスフィールドスタッフ・後藤 賢治)

 今回乗船したのは、いとう釣具店と提携する八坂丸。日中にマダイ、日が落ちてからはヒラメを狙う“高級魚”のリレー船で、大型に胸を膨らませた釣り人が顔をそろえた。

 仕掛けは擦れに強いバリバス「船PE X8」4号を300メートル巻き、マダイはいとう釣具店オリジナル仕掛け(ハリ10号、ハリス6号+5号テーパー12メートル)を使用。ヒラメは親バリに丸セイゴ18号、孫バリはトリプル8号、オモリ80号をセット。約20分で直江津沖のポイントに到着した。

 舵(かじ)を握る竹内海星船長は、父親の敏幸船長譲りの名操船で定評がある。まずはマダイから。「支度ができた方からどうぞ。タナは海面から5メートル、仕掛けを10メートルまで下げて、コマセを振りながら上げていき、5メートルをキープしてください」と合図があり、仕掛けを投入する。雪解け水が流入した影響で水温が低く、マダイの活性はいまひとつ。当たりすらないまま、時間だけが過ぎていく。

 夕マヅメに差しかかったころ、右舷ミヨシ2番目にいた長野市の斉藤豊さん(51)と、左舷ミヨシの長野県佐久市の桜井彰さん(71)の竿が同時に弧を描いた。上がってきたのはともに2キロ級だった。さらに桜井さんには再び当たりがきた。奇麗なマダイを手にし「連続ヒットはうれしいのですが、先日、10キロ近い特大ヒラメを水面でバラしているので…」と複雑な表情だった。

 午後6時20分、アンカーが投入され集魚灯がともると、竹内船長の指示でヒラメ仕掛けにチェンジ。今度は左舷トモにいた長野県松本市の鈴木義則さん(70)にヒット。3キロのヒラメにうれしそう。続けて筆者に当たりがあり、2キロを取り込むと、船上は当たりのラッシュとなった。斉藤さんが5キロの大型を手にし「引きました!先日はオデコだったのでうれしいです」と満面の笑み。午後9時過ぎ、これまた斉藤さんに強烈な当たり。上がってきたのは4キロのマダイで、本命?ではない大物に、釣った本人が一番驚いていた。

 納竿寸前、船上に「食った!」という叫び声が響き、振り向くと釣友で埼玉県鶴ケ島市の山本喜久二さん(70)の竿先が水面に突っ込んでいた。リールを巻きながら顔をこわばらせ「頼む、バレないで。バレるなよ…」と祈りにも似た真剣なまなざし。船長が差し出した玉網に収まったのは、6キロとこの日の最大魚だった。「自分だけ釣れていなかったので落ち込んでいましたが、最後に劇的なドラマが待っていました。これだけデカいのは最高にうれしい」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 大小の差はあるものの、同乗者全員がヒラメを1匹以上釣り上げるほどの食いっぷり。先日は12・34キロの座布団級の特大ヒラメが上がっている。夜の直江津沖には、さらに大物が潜んでいるに違いない。

 ≪笑みこぼれる絶品料理≫筆者の2キロと山本さんの6キロを交換してもらったのだが、大物のお味は?東京都青梅市にある「居酒屋こいずみ」の大将・小泉彰さんに任せると「卵は500グラム以上あるね。カブトは煮付け、身は寿司と刺し身に」と料理長の本橋和彦さんに指示。40分ほどで完成させた絶品の数々を試食したお客さんは「煮付けは卵のプチプチ感と、カブトの優しい味で最高。エンガワは回転寿司と全然違ってウマい!」。笑いも出るほど大絶賛だった。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、上越市・いとう釣具店=(電)025(544)1173。リレー船の出船時間は午後2時、乗合料金1万3000円。マアジ餌は1匹300円。リレー船は直江津・えびすや釣具店=(電)同(543)8316=からも出船中。

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